土地に必要な費用って・・・・

画像ここでは土地を購入する際の一般的なケースを示しています。北九州で60坪の土地を1200万円で購入したケースを想定して各費用を計算してありますので参考にしてください。

土地代金

土地代金は、売り主に対して支払う土地の費用です。通常、契約時に手付金10%、決済時に残金90%を支払います。

手付金の10%は自己資金で支払う必要があります。土地代金に消費税はかかりません。

60坪/1200万円の土地を購入した場合

手付金(契約時) 120万円
残 金(決済時) 1,080万円
合 計(決済時) 1,200万円


仲介手数料

仲介手数料は、仲介を行った不動産会社に対して支払う費用です。通常、契約時に仲介手数料の50%、決済時に残金50%を支払います。

仲介手数料土地代金の3%+6万円+消費税仲介手数料は自己資金で支払う必要があります。売主の不動産会社から直接購入した場合は、仲介手数料はかかりません。


60坪/1200万円の土地を購入した場合

仲介手数料 1,200万円×3%+6万円 42万0千円
消費税 仲介手数料×8% 3万3.6千円
合 計 45万3.6千円
                   

売買契約書印紙代

売買契約書印紙代は、売買契約が交わされる際に必要な費用です。取引される土地代金(契約書に記載される金額) によって印紙代は異なります。

印紙代1,000万円越5,000万円以下:1万円(注)
5,000万円越10,000万円以下:3万円(注)
(注)契約書作成日が平成28年3月31日までの取引に適用されます。通常は、それぞれ2万円と6万円

60坪/1200万円の土地を購入した場合

印紙代(契約時) 1万円
合 計 1万円
                  

                     
土地購入に必要な費用のまとめ

一般的に土地購入の際には、土地代金の他に以下の費用が必要になります。

■ 不動産会社への仲介手数料
■ 契約書に貼る印紙代
■ 登録免許税
■ 司法書士への報酬

では、1,200万円の土地を購入した場合には、総額で幾ら必要になるのかを計算してみましょう。

60坪/1200万円の土地を購入した場合

土地代金 1,200万0千円
仲介手数料 45万3.6千円
印紙代 1万円
登録免許税 27万3千円
司法書士報酬 3万5千円
合 計 1,276万1.6千円


土地代金が1,200万円の場合、76万1.6千円(土地代金の6.34%)の諸経費がかかることになります。

こうしてみると、仲介手数料に多くの費用が支払われている事が分かります。 逆に、仲介手数料を支払わなくても良い場合は、諸経費を抑えることができますので、不動産会社には無理のない程度に交渉してみましょう。 以上をまとめると次のようになります。


土地購入に必要な諸費用の目安は土地代金の4〜7%

土地を探すと同時に、諸経費の事をしっかりと勉強して、自己資金から支払うのか、住宅ローンで賄うのかを計画する事が大事ですね。

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