大きな家のデメリット?

こんにちは。
自然素材×健康住宅 FAMILYHOUSEの岡根です。


前回は、値引きする建築会社には
気をつけた方がいい理由をお伝えしました。

値引きは結局あなたに跳ね返ってくるんですね。

今回は、建物の大きさについて
特に家を大きくすることのデメリットについて
知っておいてもらいたいと思います。

広い大きい家って
あこがれがあると思いますし、
今お住まいの家が狭いと感じられているなら
余計に広い家に住みたいと思われるかもしれません。

でも、家は大きければいいってもんじゃないんです。

家を大きくすることで
3つデメリットがあるんですね。

デメリットの一つ目は
「耐震性が悪くなる」ことです。

家が大きくなればなるほど
地震が起きたときに家を支えるために
必要な力が強くなります。

そのため、家が大きくなればなるほど
耐震性能を備えるのが難しくなります。

デメリットの二つ目は
「維持費が高くなる」ことです。

広い部屋ほど照明や冷暖房をするのにも
たくさんエネルギーを使いますよね?

そうなると、光熱費が高くなってしまいます。

また、大きい家だと固定資産税も
増えてしまいます。
固定資産税は家を持っている間は
ずっとかかる税金です。

毎年の差は1万円でも
50年60年になると50万60万円の差になります。

また、元々の値段も高くなるので
住宅ローンの支払いもその分増えてしまいます。

要は、家を大きくするほどお金がかかる
ということですね。

デメリットの三つ目は
「将来子どもがいなくなったときにさびしくなる」
ことです。

あなたもお子さんがいらっしゃると思うので
設計するときは子ども部屋を2つくらい
作られるでしょう。

子どもをのびのび育てたいからといって
広い家を建ててもずっとずっと
広いスペースが必要になるわけではありません。

高校や大学を出て子どもが独立すれば
子ども部屋は丸々余ってしまいます。

広い家を建ていると
夫婦二人だけでいるさびしさを
感じてしまうと思います。

私の知り合いの話です。
彼は子どもが出来る前に
30坪の家を買って住んでいましたが、
「ムダに広く感じてさびしかった」
と語っていました。

今子どもが二人生まれて
ちょうどいいくらいになった
と言っています。

大きい、広い家へのあこがれはあると思います。
でも、地震や将来のことを色々考えると
そこまで大きい家にしなくても
いいかもしれませんね。

さて、建物の広さも重要ですが
断熱性能も非常に重要です。

なぜなら、断熱性能が違うだけで
夏の暑さや冬の寒さが違います。
つまり、何十年という生活の
快適さが変わってしまうということですね。

なので、断熱については各建築会社も
力を入れているところです。

しかし、実は「見せかけ断熱」を
やっている建築会社もあるんです。

次回はその見せかけ断熱の見分け方を
あなたにお伝えしたいと思います。

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